まいど、ドリル汁です。
前回に引き続き単行本表紙のお話を。
当然「ふたなり」を前面に押し出すモノを描くつもりでしたが、
少々残念な事に、編集側がそれに難色を示したのです。
理由は、「特殊(マニアック)なネタを前面に押し出すと、多くのお客さんに買ってもらえなくなるから」。
当然といっちゃあ当然。
それに、アンケもスケジュールも散々だった身としては、自分の好みを押し殺してでも売り上げに貢献出来るものを描かないといけないと感じた訳です。
最終的に、一番落ち着いた、見栄えのする構図に。
髪の毛も本編にあった「おろし髪」(右)に。
構図、表情が決まり、色のラフ案に。
色のセンスに全く自身の無い身としては、やはりどこかから持ってきたような、
もしくは地味で汚い色になってしまいます。作家さんのようなキレイで明るい色使いが出来るようになりたい…。
一番最初に頭にあったのは、赤髪スパッツ透け白チャイナ。
元々同人CG集のゲッターロボっ娘が元だったので、赤は外せませんでした。
趣味全開の褐色肌(右)。褐色来い!褐色来い!と密かに期待。
左はなんとなく なのは っぽい。いや観た事無いんだけど。
赤髪がファンタジー過ぎるかもと思い、普通に黒髪に。
逆にファンタジー然とした緑髪も。
共通のテーマは、透けチャイナ。コレさえ描ければ後は特に注文があっても構わないと思ってました。
最終的にどの色になったのかは、次回のお楽しみに~( ゚ H゚)ノシ