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賛成派も反対派も、こんな嘘に騙されないで欲しい。

まいどっ。
カタギの人が非常にご多忙な年の瀬、皆さん如何お過ごしですか?ドリル汁です。
コミケ?やっぱ興味ないなぁ;みなさん俺の分まで愉しんで来て下さいな。

そんな折、ついに、というか、やっぱりゲームの規制にまで乗り出すようになった東京都青少年健全育成条例。
スクエニの和田社長も闇打ちだとつぶやく始末。

酷いモンです。
ですが少しずつ、この条例の問題点が明確になってきたと感じます。
マンガアニメゲームを知らない方々も「可笑しい」と感じるほどに、問題点を露出して行って欲しいものです。

前の日記でもちらと書きましたが、俺は、規制賛成派も反対派も、同じ価値観・道徳観の元につぶやき、行動し、反発しあってるんだなと感じているのです。
だから、意見の食い違いだけで俺は賛成派の人を全否定したくはないし、攻撃もしたくは無いのです。

せめて、本当の事を知って頂きたい。嘘に惑わされないで欲しいと願うのです。

双方の大きな違いは、マンガやアニメにまつわる正しい知識の有る無しでしかありません。
前回の日記で、俺はそれなりにマンガが売られている環境について述べました。

・作家・出版社の自主規制、
・店舗の販売区分、
・そしてご家庭のしつけと少ないお小遣い
・世間の視線
 

これに、もう一つ『店舗ごとの品揃えの種類』も入れるといいかもしれません。

以上を理由に、マンガ・アニメの性表現は野放しになどされて い ま せ ん と説明しました。


しかし中には、その事を全く知らず、膨大な例を挙げて反対派を批判する方もいらっしゃるようです。
mixiで見つけたのですが、『これらの本は、反対派の言い分と矛盾してね?』と、アキバblogのリンクを列挙する方がいらっしゃいました。

アキバblogさんは、最新作スペルマスターを紹介してくださったアニメ・マンガオタク系ニュースブログですね。
「彼」は、そこで紹介された、性描写がそのまま描かれている一般書籍や雑誌を列挙して

『規制反対派の人の説明を求めたい』旨の発言をされておりました。


マンガ・アニメの知識に乏しい方がこれを見れば、賛成反対に関わらず、これは可笑しいだろうと考えるでしょう。
しかし、良く観れば。
リンク先の紹介写真の店舗は、とらのあなやメロンブックス・K-BOOKSなど、いわゆるオタク御用達のお店。
未成年がそうそう容易く入れない店だという事は説明した通りです。

また、列挙されている書籍は女の子や女性の半裸が表紙になっているものばかりで、
未成年が興味を持って、若しくは堂々と手に取れる品物ではありません。
それも以前説明した通り。

さらに、先の店舗さんは高年齢層・成人をターゲットにしており、「成人向けの一般書籍」という矛盾を孕んだ品物も堂々と陳列できる環境にあります。

なので、
「彼」が例に挙げた書籍には問題がなく(?)、
一部店舗であればその様な書籍が陳列される事に何の問題も無いと言えるのです。
(何かの手違いで一般書店に紛れ込むことはあるかもしれません…)

「彼」のやり口は、マンガの知識に乏しいPTAの親御さんにいきなりエロマンガを突きつけ、
こんなものが普通に本屋に並んでいるんですよと嘘八百を並べ立てて抱き込んだ連中のソレに良く似ています。

騙し、闇討ちは戦闘行為の常套手段かもしれません。
しかし、普通はそういう行為を卑劣と呼び、
卑怯な手段を平気で使う連中は卑劣漢と呼ばれるのが世の常です。


二次元の話であれば時として痛快かもしれませんが、
実在の、大の大人がソレをやったら、子供に示しが付かないんじゃないんですかね?




…と、書いたのですが。
ここで、自問自答する為に、自己批判をやってみようかなと。

ジャンプSQや女性向けアンソロジーの一部を切る抜かれたものだけを見ると、さすがの俺もギクリとする訳ですよ。
実は、上の例に挙げられていたリンク先の本を見て、結構血の気が引いたものです。
思いっきりエロマンガなんだもの。黄色の成人マークが入っていないのに。


それでも、未成年が容易に手に取れない装飾で、目立たない一角で販売すれば、「成人指定の一般書籍」という矛盾した本が置かれても問題ない、と俺は考えます。

実際、大通地下街のなにわ書房の奥とかそうだったしなぁ。
そもそもスペースがハンパ無く小さかったから、置かれていた数が圧倒的に少なかったよ。
エロマンガだけど、ジルマックスも催誘姫も1冊しか置かれてなかったよ。
メロンさんやとらのあなは3冊くらい置かれていたのに。

が、この理屈はどうにも俺自身を完全に納得させきれていないなと感じるのです。
だってねぇ。例に挙げられたマンガ、明らかにエロマンガじゃねーかと。
ページ数の割合によるのかな?
エロマンガの逆で、エロ描写の割合が少ないから問題ない、とか。
やっぱり切り抜かれたものしか見てないからよくわからん。今度書店にも行って調べてみよう。

成人マーク付いてないのにモロでセックスシーンとか描かれちゃって、年齢層を理由にしてどこまで納得させられるんだよと。

まかり間違って書店さんが、通常書籍と同じ様に並べちまうかもしれないじゃないかと。今も並べられてたらどうするんだよ、今までの理屈が破綻するぞと。

購入者の道徳や良心に、どこか頼りすぎている論法なんじゃないのかと。それでは賛成派も反対派も、あまり説得出来ないんじゃないかなぁと、今更ながらに思うのです。

つーか、そういう論議を、偉い人達はもっとやってから条例提出しなきゃダメだろ。
子供にも大人にもに示しつかねーぞ(責任転換)。




そんなわけで、恐らくこれが今年最後の日記になると思います。
俺は現在、来月末に掲載予定のマンガの作業に没頭中。相変わらずの普通の、大きなイベントも無い年末年始を迎える事になりそうです。
ま、その方が気楽で良いです。

当記事もちょうど100件目なんですね。2~3年かけてやっと100件ですか。
相変わらずの若年スローライフですが、今後とものんびりお付き合いして頂ければ幸いです。


今年もお世話になりました!それではまた来年!
良いお年を!(;゚ H゚)ノシ
プロフィール

ドリル汁

Author:ドリル汁
まいど。

こちらは、日々いろんな人に迷惑をかけながらダラダラ生きてる
えろ漫画描きのブログです。

2015年1月30日
新単行本 イケない♥スペルマビッチ!!!発売!
よろしくオネガイシマス!!マジで!!!!!

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